ケーキも切れないし日常のことが色々できない司法書士のブログ

組織に属しておらず守られてない分、いいたいことはいわないと損した気分になる器の小ささ。

孤独死、相続人と連絡取れない



今日も賃貸アパートやマンションの大家さん向けのお話。高齢者が無くなって相続人と連絡取れないことがある。なにせ死んでしまうほどの高齢になって賃貸アパートに一人住まいだ。いろいろ複雑なんでしょう。しかし、大家さんは困る。解約届出してもらったり、ゴミを片付けたりしなきゃならない。ゴミだと思って勝手に捨てていいかと思うと法律上そうもいかない。相続人から「資産を勝手に捨てやがって!」と言われてしまうかもしれないからだ。相続人がわからないときは、司法書士が相続人調査して、相続人探して手続きをお願いする。応じていただけない場合は、訴訟も考えなきゃいけない。こんな面倒なことになるから高齢者にお部屋を貸したがる大家さんがいなくなる。部屋での孤独なら物件の価値までダダ下がりでもっと大変だが、病院で平和になくなっても大変だ。死んじゃったら部屋の写真だけ取っといてゴミはバンバン捨ててOK!ってしてあげればじいちゃんばあちゃんの1人暮らしでも部屋を貸してくれる大家さんも増えるだろうに。あんま形式主義すぎても良くないと思うのでございます。


下北沢司法書士事務所 竹内友章